「子供のセンス・感性を磨くとは違いがわかること」音楽と読書の類似に納得!

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本日,2021年09月08日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【「子供のセンス・感性を磨くとは《違い》がわかること」音楽教育と読書・本好き育児の類似に納得!】です。

本日は,あおば(ウチの小3の子供)と一緒に録り貯めしていたテレビ番組を見ました。

具体的には,『テレビ寺子屋』という番組に,ピアニストで作曲家でかつ音楽教育の教本『ピアノランド』の著者でもある樹原涼子さんが出演した際のモノ。

その回(第2234回目!)のタイトルはズバリ『センスの磨き方』でした。

その番組で樹原さんが話されていた音楽教育のおける《子供のセンスの磨き方のコツ》と,我が家が《子供を読書=本好きへ導くために実践した子育て法》とがとても似かよっていたのでした。

音楽教育で『センス』は違いがわかること

上述のテレビ番組で樹原さんが《子供のセンスの磨き方のコツ》として挙げられていた点は,次のようでした(番組の内容より一部を抜粋・引用します)

センスは考え方や工夫次第でどんどん引き出していくことができるのです。
音楽教育で「センス」は,違いがわかることだと思っています。

音の違いに「興味」を持つことがとても大切です。

「私にはセンスがない…」と思うとき,実はセンスがないのではなく,その何かに対する興味や気持ちがまだ足りないのかもしれません。

では,どうすればセンスを伸ばしていけるのか?
やはり興味を持つことです。

まず興味を持つ,そして違いがわかって,それを言葉にしていく。
すると良い循環が生まれてきます。
音楽も勉強もスポーツも,どんなものでもこの循環に乗せて欲しいと思います。

引用内容出典先:センスの磨き方 | 過去の放送 | テレビ寺子屋 | テレビ静岡
 

実際の番組では,《子供に音の違いがわかる》ように教える際の具体的な指導方法の場面もありました。

その場面は,あおばが通っている樹原さんのメソッド『ピアノランド』を採用している音楽教室のレッスンで「実際に体験した内容」でした。

ですので,その場面ではあおばも,とても興味津々な様子でテレビ画面を見ていました。
他の場面ではそれほどもなかったのですが(笑)。

その様子を見ているだけでもやはり,一度《体験している》ということは「とても大事だな」と感じました。

《興味》の度合いが他のシーンと全く違っていたので。

まあ,大人を対象にした番組ですので,他のシーンに対してさほど興味を示さないのは “致し方ない” という面はあるのです。

ですが,その点を差し引いてもやはり,その温度差の大きさは「かなりのモノ」がありました。

その意味で,「本当に好き」と感じるコトというのは,“一目惚れ” というケースは多くはないのであろうと。

興味を感じて体験してみて,体験したことによってその興味が増して更にもう一度体験し,するとまた興味が増して・・

という好循環が生まれるケースが,「本当に好き」となってくるのだと。

そして,ある程度繰り返して「体験」を積み重ねることにより,そのモノに関係する要素についての様々な《違い》を感じ取れるようになってくる。

そのプロセスこそが, センスを磨くコツ である,と感じたのでした。

ちなみに,樹原涼子さんの著作の音楽教育の教本『ピアノランド』は発売から30年が経つ超ロングセラーでありシリーズ累計180万部以上の大ベストセラーでもあるそうです。

その『ピアノランド』の発売30周年の記念講演の模様や樹原さんを紹介した内容の動画は, こちらになります。

【ピアノランド30周年企画】ようこそピアノランドへ ~樹原涼子がピアノランドを語りつくす1時間~

樹原涼子先生紹介【2012/11/26】

子供を読書好き=本好きに導く場合のセンスの磨き方

音楽教育の場合の《センスの磨き方》は,「違いがわかること」でした。

実はこの点は,子供を読書好き=本好きになるよう導くこと(=コーチング)に成功した我が家の体験と見事に重なりました。

それは,大別すると次の2つの点になります。

  1. 《違い》を探すコト
  2. 違う本の中に同じ部分を見つけたりするコト

1)の点は,シンプルに「間違い探し」からのスタートでした。

よくある,「左の絵と右の絵の《違い》を5つ見つけよう!」というようなタイプの「遊び」からの。

この「遊び」,幼児期のあおばは気に入っていて,この手の本を沢山見ていました,そういえば。

より大きくなってからは,同じジャンルの本で同じ類のコトが書かれている場合に,どのような《違い》があるからを確かめるコトをやっているコトもあります。

いわゆる,リテラシー的なことを。

他方,2)の点はその逆で,違う本同士の間で,画像などの同じ素材が使用されているケースを見つける,というモノです。

こちらについては,「探そう!」と思って探すわけではありません。

見つけた場合というのはあくまでも,「偶然に見つけた」のですが,同じ素材が利用されていることが「ある」,ということを知っているだけでも本の見方が随分と変わったと思います。

幼児期の頃,ある図鑑と別の図鑑で「同じ魚の写真」が使われているのを見つけた時,あおばはとても嬉しそうにしていました。

そして,そのことがあってから,本に対する興味が一気に「グ~ンと増した」ことを鮮明に覚えています。

そのようなわけで,アプローチの仕方には違いがあるものの実体験を通じて,読書=本についても音楽教育と同様に,《センスの磨き方》は「違いがわかること」と言えると感じているのでした。

読書で磨いた方法論を音楽にも応用して,よい音楽センスが身に付けられるといいね,あおば!

>【当劇場(ブログ)管理人より】

【当劇場(ブログ)管理人より】

当ブログ『あ劇場』は2020年11月に運営をスタート。
その前後2つの時期に、これまでの我が家の子育て・育児の方針や手法が「間違いでなかった!」と実証されたコトがありました。

★1つは塾なし家庭学習での『全国統一小学生テスト』の結果

★1つは「アトピーっ子」であった子どもの症状の劇的な改善

(1)の点は《子どもが本好きになるように育てる》の実践結果です。
小学3年生になって受験した『全国統一小学生テスト』の結果で「大正解!」との “お墨付き” を得ました。

参照記事はこちらより 通塾なし!全国統一小学生テスト春秋「国語偏差値70台」結果が示す親のできること

(2)の点は2020年8月頃にこれまでの様々な取り組みが一気に結実。アトピー性皮膚炎の症状が劇的に改善 しました。

参照記事はこちらより 続くアトピー性皮膚炎とのつき合い-ウィズコロナ生活と同様に

2つの成果は共に、小学生から取り組み始めても十分に効果があると思います。ぜひ当ブログの記事を参考にしていただきたいと思っています。

他方、より早く乳幼児の時期から取り組みを開始したのならば、より効果が高いとも思います。

皆さんのお知り合いに「乳幼児期のお子さんの親御さん」がいらしたらぜひ、我が家の成果をシェア・お知らせいただけたら幸いです。

当ブログの記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。