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【あ劇場©】へようこそ。
本日の晩婚パパの育児実録の演題は【そろばんの授業を小学校で習うのは三年生から!三学期は遅い?いえ標準です】です。
我が家の小学3年生の子どもの「あおば」が通っている小学校では、三学期に入り小学校入学後「初!」となる「そろばんの授業」があったそうです。
自分もその昔、小学校でそろばんの授業を受けましたがそれが何年生の時であったかは覚えていませんでした。
「そっか~ そろばんは小3で習うのか~」と思った後、ちょっと気になって調べてみました。
- どの小学校でもそろばんの授業は三年生なのか?
- なぜ、いまでも小学校でそろばんを教えるのか?
- 三年生でそろばんを習うの遅くはないのか?
などなどを。
調べてわかったこと感じたことや、実際の子どものそろばん授業体験後の反応なども取りまとめてみました。
そろばんの授業を小学校で習うのは小3と小4の三学期のみ
「そろばんの授業を小学校で習うのは小3と小4の三学期のみ」
改めて調べてみてまず驚いたのがこちらの事実。
しかも! 単に「三学期のみ」というだけでなく、小3と小4の2学年分の総時間でも僅か「5時間」程度が標準的だそうなのです。
小学校でそろばんの授業を受けたことは覚えていたものの、それが何年生のことだったのかはよくわからなかったのは、昔からこの程度の時間数だったからなのかもしれません(僕の時代はもう少し多かったかもしれませんが)。
ちなみに、「いま」の時代の「そろばん授業」の合計数が約「5時間」であるという内容は、以下の約1年前のデータ(日付は2021年1月5日)に基づくものです。
『そろばん 学校で習う』と、Googleで複数ワードでの検索をしてみると、次のような 【強調スニペット】 での表示がされたので、引用します。
現在の小学校でのそろばんの授業は、小学3年生と4年生の3学期に実施されています。
各クラスの授業の進み具合によっても違うそうですが、小学3年生ではおよそ3時間、4年生ではおよそ2時間ほどのようです。
小学校全体で習う時間を合わせても、そろばんを習う時間はわずか5時間ほどしかありません。2021/01/05
引用内容出典先:ワンタッチそろばんが主流!子ども向けそろばん人気
この「小学3年生と小学4年生の2年間の合計で」という考え方は、以前当サイトの記事としても取り上げた「保健の授業」の考え方と同様ですね。
【あ劇場©】へようこそ。 本日,2021年06月15日の晩婚パパの育児日記の主な演目は【小学校の『保健』授業内容】について。 本日,あおば(ウチの小3の子ども)が通っている小学校で入学以来「初!」の『保健』の授業がありました。 […]
小学校の年代を「低学年・中学年・高学年」と2年間ずつで三区分するのは、このように2年間を1つのパッケージ(組み合わせ)として教科カリキュラムを設定することとも深い結び付きがあるようです。
保健の授業の場合は学習内容的に学年を2学年に分けて習うのはわかるのですが、そろばんの授業を1学年で5時間とせずに2学年に分けるのは学習内容の難易度によるものではないと思うので、そろばんに「ふれる」機会を複数に分けることの “効果” を狙っているのではないかと思うのですがいかがでしょうか。
小学校の6年間でごく短期間に一時的に “一度だけ” ふれるだけより、1回辺りの期間はより短くなってもふれる機会を “二度” にしたほうがより印象・記憶に残ったり、そろばん教室などに自発的に通い出すキッカケとなる場面を増やそうという意図があるのかもしれませんね。
そんな推察もしてみましたが‥ そもそも、これだけ電卓・電子計算機が普及している世の中で、なぜ?小学校の授業でそろばんを習うのでしょうか?
次に、その点も調べてみました。
なぜ小学校の授業でそろばんを習うのか?
その問いに対する具体的で明確な答えはみつかりませんでしたが(苦笑)、理由はハッキリしました。
その理由は、以下です。
では、「なぜ、新学習指導要領に《そろばんのたし算とひき算》に対する項目があるのか?」ということになりますが‥ その答えもザックリ調査の範囲ではみつけられませんでした(苦笑‥)。
現実的には「いま」の時代、そろばんを利用して計算処理・業務をしている人はかなりの少数派だとは思います。
その一方、だからといって「そろばんは時代遅れ」と言ってしまうのはちょっと乱暴なのではないかとも感じます。
それはやはり、日本には長く『珠算』に慣れ親しんできた伝統・文化があるからではないでしょうか。
また、「そろばんと伝統・文化」という観点では、次の点との関連もあるように思われます。
2024年に新一万円札の顔となる渋沢栄一氏の高名な著作『論語と算盤』は、ある年代の方々や一部の経営層にとっては「バイブル」的な作品として昔から高く評価され続けているので(最近は若いビジネスパーソンの支持も集めているそう)、そのような兼ね合いもあるのかもしれません。
他方、伝統・文化的な観点からばかりでなく、最新の脳科学の知見からも「そろばんの学習効果」は再評価をされている そうです。
その意味ではごく限られた時間数とはいえ、小学校の授業で「そろばん」にふれることにはやはり意味が「ある」のではないかと。
そうした「機会がある」ことによって、子どもたちとその各家庭に、習い事の1つとして「そろばん」を検討するキッカケを与えている面はやはり「ある」のではないでしょうか。
ということで、次項目からは「小学校の授業としてのそろばん」から外れ、「小学生の習い事としてのそろばん」についてみていきたいと思います。
小学生の習い事としてのそろばんについて
こちらの約6分ほどの動画は 『公益社団法人全国珠算教育連盟』の公式動画です。
動画のタイトルは、《そろばん座談会 ~全国珠算教育連盟のそろばん教室に通う生徒の保護者の方々へのインタビュー~》。
具体的には、以下の内容の質問に対して4名のお母さま方が座談会形式で回答をされています。
- そろばんを習わせたきっかけは?
- そろばんを習わせてよかったことは?
- ほかの習い事との違いは?
- 子どもに習わせたい習い事は?
最後の(4)の質問に対する返答は当然?!「そろばん!」となるわけですが(笑)。
まあ、そこは “お約束” としても、今回「そろばん」について色々と調べてみたところ「確かに!」と感じさせられた部分があったのは事実でした(詳しくは後述にて)。
さて、色々と調べてみた中でまずは、「小学生の習い事としてのそろばん」の具体的なメリットについては、先でみたきた「小学校でそろばんの授業があるのはなぜ?」という疑問とも結びつくものでありました。
『そろばん 小学生 なぜ』と、Googleで複数ワード(3ワード)での検索をしてみると、次のような 【強調スニペット】 での表示がされますので、引用します。
小学生から学ぶメリット
小学校高学年のお子さまも、そろばんを学習することによって暗算能力が身につき、計算スピードも上がるので、今後の中学・高校の定期テストや受験に大変役立ちます。 さらに、検定試験を受けていく上で試験に臨む姿勢も養われ、精神的対策にもなります。
引用内容出典先:なぜ今、そろばん!?
なるほど! 「これは確かに大きなメリットがあるようだ!」と感じさせられる内容です。
我が家の場合は、子どもが小学3年生に進級した昨年の6月に腕試し的に(というか本人が興味を示したので)大手進学塾の四谷大塚が主催する参加無料の『全国統一小学生テスト』を初めて受けてみたことをキッカケに「中学受験」のことを本格的に検討し始めました。
その『全国統一小学生テスト』は最難関校クラスの中学受験対策向けではないという声も一部にあるようですが、実際に子どもが受験したテスト問題を手に取ってみると小学校の授業内容より遥かに高いレベルの問題が多く出題されていてビックリしたものでした。
しかもそうした問題の多くが、新学習指導要領が中心に据える《生きる力を育む》という目標に沿う形で、従来の “暗記した知識量を問う” 形ではなく「思考力を問う」形式の問題となっています。
ということは逆に、シンプルな計算の問題は「素早く&正確に」解いて、高難度の「思考力を問う」形式の問題にあたる時間と点数を確保しておかないと合格が難しく「なる」ということになるのです。
その意味で、上掲の引用内容は小学校の中学年・高学年以降になってからでも、習い事の1つとして「そろばん」 を検討する意義を十分に感じさせてくれるモノであります。
なお、上掲引用箇所は “たまたま(?)” 小学校高学年以降でも「メリット」があることを説明している箇所が抜粋されていましたが、それより前の段落・箇所では小学校低学年時やより幼い時分の幼稚園時の段階でのメリットなどにもふれられています。
では、実際のところ、何歳ぐらいで始めるのがよいのでしょうか?
そろばんを習うのは何年生からがよい?
同じく、Googleで調べてみました。
今度は『そろばん 何年生から』と、Googleで複数ワードでの検索をしてみると、次のような 【強調スニペット】 での結果が表示がされたので、引用します。
小学校では3年生でそろばんを学習するそうですが、何年生ぐらいから習わせたらいいですか。 当塾では小学1年生からの入塾をお勧めしています。 以前は九九を覚えた3年生ぐらいから習う例が多かったのですが、珠算式暗算の習得を考えると、出来るだけ早い時期に始めたほうが身に付きやすいことがわかっております。
引用内容出典先:茨城県小美玉市のそろばん教室 – 小川珠算計理塾
ポイントは、文末の以下の箇所なのではないでしょうか。
今回、「そろばん」に関して色々と調べてみた中で、個人的に最も気になったのがこの《珠算式暗算の習得》というコトについてです。
そろばんを子どもの習い事の1つとして考えた場合に、この《珠算式暗算の習得》の可能性が「ある」ということは、かなり魅力的に映りました。
また、その「可能性が高くなる」ことを考えれば確かに、「何年生」という時期よりその前の幼稚園児の時期から始めることができれば、ベストのようにも。
それは、天才!藤井聡太棋士が「5歳」で将棋を始めたように。
ただし!5歳の時の藤井聡太さんが自ら進んで「将棋教室へ通いたい!」と言ったように本人が「そうしたい!」と思わないの幼少の内から「ムリに取り組ませる」のは「厳禁!」でしょう。
「楽しい!」という気持ちがなければ逆に、「計算なんて大嫌い…」となってしまう危険性がかなり「ある」と感じますので。
そうしたデメリット・危険性を踏まえた上で、「小学生の習い事としてのそろばん」に大きな魅力を感じる理由は主に、「脳科学」的な観点からになります。
そろばんが脳に与える影響(メリット)について
『そろばん 脳 影響』と、Googleで複数ワードでの検索をしてみると、次のような 【強調スニペット】 での表示がされますので、まずはその内容を引用しておきます。
そろばんを習いお子さんの脳機能を鍛えることで、特に以下4つのメリットがよく見られます。 ーーーー1、発想力やひらめき力が鍛えられる2、記憶力がよくなる3、頭の回転がよくなる4、やる気や向上心が高くなるーーーー では早速1つずつみていきましょう。
引用内容出典先:暗算効果だけじゃない!子供にそろばんを習わせるすごい効果
その他にも色々と調べてみたところ、「そろばん」が脳に与える「よい影響=メリット」としては主に次のような点があげられています。
- 高い集中力がおのずと身に付く
- そろばんの珠を指先ではじく動作など複数の行動を同時並行で行うことで右脳の活性化が図れる
- 珠算式暗算は「視覚的なイメージ」を脳内で再現することで右脳を活性化する
高い集中力が身に付く
(1)に関しては、お馴染みの(?)「ご破算で願いましては~」との読み上げ算をする際のスタートの合図に続き、「○○+△△+□□+◇◇では?」と数字を読み上げる声を聞いて記憶し指先で珠を正確にはじくなど、「そろばん」の一連のプロセスを踏むためには常に高い感度での対応が要求されてくるため、自然と「集中力」が身に付いてくるとのことです。
確かに、そろばんには素早い対応が必要で “ボォ~” っとしている暇はないので、その動作の反復練習を繰り返せば「集中力」が付いてくると感じられます。
複数動作の同時並列処理により右脳が活性化する
ご存知のとおり、脳は異なる動作に関する領域を脳内のネットワークにより結び付けて処理をしています。
したがって、複数の異なる動作処理を同時並行で行うと、その異なる領域同士を結び付けているネットワークの処理量も膨大になるため、脳内ネットワークの働きが「活性化」されます。
そろばんの場合は特に、手先の動きと脳を連動させながら並行処理するため、計算処理などの論理的思考を働かす際に活性化する左脳ばかりでなく、同時に右脳も活性化させるといわれています。
その意味で 「そろばん」は、様々な動作処理を同時並行に行うため、「右脳の活性化」に結び付く習い事として高い人気を誇る「ピアノ」と同様の特性を持っている と考えられます。
珠算式暗算は「視覚的なイメージ」の脳内再現により右脳を活性化する
複数の動作処理の同時並行処理による「複雑化」がメリットをもたらす(2)とは異なり、上掲リストの(3)の項目は、脳内で「イメージ」を構築する処理により右脳を活性化させます。
『珠算式暗算』とは、頭の中で「そろばん」をイメージし、そのイメージ上でそろばんの珠を使って脳内で計算をする暗算法です。
つまり、実際に体を動かすことなく「イメージのみ」を動かすということなので、アスリートに取り入れられていることで知られる『イメージトレーニング』と同じ効果・働きをもたらすと考えてもらえればよいかと思います。
この「イメージする=イメージング」という処理が行われる際の「脳内の働き方」が、実に興味深いモノなのです。
具体的には、以下に掲載をするリンク先の記事にて詳しく紹介されていますが、ここではその中でも特に興味深い一節を抜粋・引用しておきます。
引用内容出典先:脳波から見た”そろばん”有段者のイメージ思考 – 日本珠算連盟
~前略~ そろばんが得意な方々は珠の動きのイメージだけで、いちいち言葉に置き換えてはいません。その違いが脳波に現れていると考えられます。
このような脳の使い方は、そろばんの有段者に限ったことではありません。例えば将棋のプロが対局したり、詰め将棋を解いている際にも、似た脳波のパターンが見られます。つまり、イメージがくっきり浮かび、いちいち言語化しなくとも思考を進められるような時には、左側頭のベータ波は小さく、右後頭に大きくなるわけです。そのようなプロ棋士でも、暗算中は普通の人と同じようにベータ波が左脳に多めに現れます。そろばんの有段者とてその点は同じで、すべての場面で右脳を使っているわけではありません。
上掲引用部分の中で、特に注目したいのは以下の部分かと。
つまり、脳内に「そろばんのイメージ」を創り出してそのイメージ上で計算をする『珠算式暗算』の有段者の脳内と、将棋のプロ棋士が脳内に「将棋盤のイメージ」を創り出してそのイメージ上で手順を思考している際の「脳波のパターン=脳内の働き」は “似ている” ということです。
ということは・・
そろばんを習って、仮に有段者レベルぐらいまでに上達することができれば、あの藤井聡太棋士のような「頭の使い方」を習得することができるかもしれない!ということになるのかと。
藤井聡太さんと同等レベルは別としても、同様の「頭の使い方」の習得に関しては、科学的なエビデンスが高い実験データがきちんと「ある」ということです。
ということで!
そろばん ⇒ 『珠算式暗算』 ⇒ 脳内イメージング能力の習得の可能性
という流れが、とても魅力的に感じられたのです。
「そろばん」と「脳内イメージング能力の習得の可能性」については、より詳しい内容の記事も書きました。よかったらぜひ、こちらもご覧ください 。
《本ページはプロモーションが含まれています》 【あ劇場©】へようこそ。 いま、『子どもの習い事としてのそろばんの効果』をテーマとする当記事をご覧の方はきっと、習い事を含め、“子どもの教育全般” への関心が高い方なのではないでしょ[…]
おわりに
本日は、我が家の小学3年生の子どもの「あおば」が通っている小学校で三学期に入り、小学校入学後「初!」となる「そろばんの授業」が始まったことをキッカケとして、「そろばん」について色々と調べたり考えたりしてみました。
すると‥ 個人的には正直、これまで “地味目な習い事” として捉えていた「そろばん」が、俄然《魅力的な習い事》として感じられるようになりました。
今後、他の習い事との兼ね合いや中学受験の検討状況&学習状況によっては、小学4年生以降の中学年後半~高学年に入った段階でも、「習い事としてのそろばん」は十分に検討に値するとも感じたのでした。
当の子どもの「あおば」のほうはといえば、こちらはこちらで「そろばん」が気に入ったようで、本日の家庭学習ノート(=自学ノート)のテーマは、「そろばん」となっていました(笑)。
こちらがそのノートの画像です。
小学校の授業でそろばんにふれる機会はとても限られてはいるのですが、「そろばんに少しでもふれた」という経験は今後、何かしらの形で実を結ぶことがあるかもしれません。
そうした可能性を感じさせてくれたのも、小学3年生になって学校でそろばんの授業があったからこそ。
やはり! なにごとも「体験」してみるモノだね、あおば!
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