【あ劇場©】へようこそ。
本日の晩婚パパの《コーチング的育児実録》の演題は【子供の興味を引き出すコツは親が「子供本人に学ぶ」視点にあり?!】です。
本日は、我が家の小学2年生の子供の「あおば」と「日本地図パズル」で遊ぶ中で、子供の関心が薄いことに対して、子供の興味を引き出すコツを「子ども本人」から学ぶ機会に出会えました。
そのプロセスは、子育て・育児にコーチング手法の1つ(=相手をよく観察する)を取り入れての実践的な成功例の1例になったと感じたのでした。
子供に興味を持たせるプロセス|子供の興味の不可思議さの理解
僕は個人的になるべく、「物事を様々な角度からみる」ということを常に心掛けているつもりなのですが、それでも・・
自分の頭が、
と、「トホホな気持ちに」沈むことが、まぁしょっちゅう、あります(苦笑)
それに比べ、子供の発想のなんと自由奔放なこと!
その余りの “自由さ” には、いつも着いていけずに四苦八苦。
着いていく(=理解する)ことに苦労をしているようだから、対策を講じることもままならず。
の状態が多いのですが・・・
本日は、その “打開のヒント” に接近することができた出来事(=コーチングの実践例)が、ありました。
きっかけはゲーム
きっかけは、あおばが久しぶりに、かなり前に買ったドラえもんの総集編『おめでとう!ドラえもん50周年!!』を見返していたことでした。
その号の裏表紙に、『ドラえもんの日本旅行ゲーム5』というゲームの広告が出ていました。
それを見たあおばが、
と。
ドラえもん関連のおもちゃ・ゲームは、以前に数点購入しているものの・・
意外と “あまりやっていない” という前科(?)があるので、ママがちょっと渋った返答・態度をしていました。
それであおばが、
と、ちょっと不満そうに。
そこで、
と、僕も話しに参加をしてみたところ・・
そのエポック社の『ドラえもんの日本旅行ゲーム5』は、表面が日本地図版、裏面が世界地図版となっているようなのでした。
子供の興味の不可思議さ|歴史好きでも地理には興味薄
ウチの子供は《大の歴史好き》。
特に、戦国時代が大好きです。
戦国大名・武将の名前などは、かな~りマイナーな人物まで覚えています。
なのに、なぜか・・ 「地理・地図」にはこれまであまり興味を示してきませんでした。
人気歴史漫画の『ねこねこ日本史』も大好きで、その第1巻に登場する武田信玄と上杉謙信の《川中島の戦い》の巻なども大のお気に入り。
その巻(4コマ漫画)は、謙信と信玄が “あだ名対決(?)” をする次のような内容。
謙信が「越後の龍!」と自らの異名をアピールすると、それに信玄が応じます。
謙信「越後の龍」⇔「甲斐の虎」信玄
という感じで。
そして漫画なので、以下のようなギャグへと。
謙信「いちごの龍」⇔「貝の虎」信玄
謙信「what are you gonna do?」⇔「シャイのオラ」信玄
で、互いに「アハハハ~」「ちょっとムリあるー」となり・・
部下が「なんの勝負ですかー!?」と叫ぶオチ、となっています(笑)。
文字だけでこの面白さは伝わらないか?とは思いますけど・・・
『ねこねこ日本史』。
大人が読んでも面白いです。
というか、パロディーなのである程度知識があったほうがより楽しめる内容です。
ですので、“越後と甲斐” の位置関係とか現在の場所とか、川中島がどの辺りにあるか?などが分かっていると、より面白味も増すかと思うのです。
そのようなわけで、謙信や信玄のような異名・あだ名も絡む有名な例に限らず、各武将達の対立構造などは「地政学的な知識があると確実により面白くなるはずなのにな‥」などど考えるのは、大人の硬い頭の発想のようです。
これまでも何度も、
と誘うものの・・・
毎度毎度・・
といったような、つれない反応しかない状態でした。
『ねこねこ日本史』の以下の別冊なども好きなのですがね・・
[ねこねこ日本史]でよくわかる 日本のお城
でも・・ “お城自体” には興味を示しても、そのお城が「地図上ではどの辺りにあるのか?」までには、興味は至らない状態でした。
結局のところ、子供の興味の謎・不可思議さについては、「本人のみぞ知る」というのが1つの結論だと思います(苦笑)。
子供の興味を引き出すコツに接近?!-本日の具体例より
「どうやったら、ウチの子供の興味を地図にも向けられるかなぁ?」と、過去にも色々と試行錯誤をしていたことがありました。
その内の1つが、おじいちゃんから貰った《日本地図のパズル》でした。
そう。以前、その地図パズルを使って、「タイムトライアル」をしたことがあったのでした。
少なくとも、半年以上は経っていますが、もう1年近く前になるのかなぁ?
当時、数日間に渡ってタイムトライアルをしてみて、最終的にはあおば1人で “8分台” を記録していました。
今日、そのことを思い出して
久しぶりに地図パズルのタイムトライアルに挑戦してみない?
確か、あおばの記録は8分台だったよね?
と、フッてみたところ・・
うん。やってみる~!!
と、なりました!!
「ヤッター!!!」
心の中で、思わずそう叫んでしまいました!
大きなガッツポーズ付きで(笑)。
早速、あおばがタイムトライアルに挑戦。
久しぶりということもあり、完成タイムは10分台。
そのタイムを伝えたところ次のような返答がありました。
一番最初にやった時は確か24分ぐらいだったと思うから、その半分以下なんで上出来なんじゃない?
と。
そして、あおばの矢継ぎ早の提案で、3~4パターンのタイムトライアルに立て続けに挑戦しました。
子供と僕で、子供(あおば)は北海道から東北へと東日本部分を担当し、僕が沖縄・九州から四国・中国へと西日本を担当するパターンや、とにかくランダムに、2人で埋めていくパターンなどなど。
最後は、もう晩御飯の時間となってしまったため、あおば1人での再タイムトライアル挑戦までには至らかったのですが・・・
一緒に数パターンのトライアルを行った感覚からしますと、おそらく1人で再挑戦しても、もう8分台は出せたのではないかと感じました。
ヤリタイ!
やってみたい!
子供にそうしたポジティブな感情が沸き起こっている場合の、子供達の持つ可能性の大きさは、「本当にスゴイ!」と感じさせられました。
本日時点の結論
今日、改めて感じた『子供の興味を引き出すためのコツ』。
それはやはり!
如何に子供に
やってみたい!
と思わせるか?
感じさせるか?
そのための工夫をどうするか、環境をどう整えるか、準備するか? でした。
考えを巡らせて辿り着いた先は(またも!)、《コーチング》的な発想の場でした。
本日のオチ?
さて、そんなことに考えを巡らせながら夕食を済ませた後の話しです。
食後しばらくしてから、あおばが風船を使って1人で部屋の中を跳ね回って遊んでいました。
すると・・・ 「バキッ!」という音と共に、あおばの動きが “ピタリ” と、止まりました。
「何だ?」と感じてその後ろ姿に目をやると・・
か細い小声が聞こえてきました。
と。
「えっ?」と思って急いで近づき、目をパズルに落とすとそこには!
見事に底板が割れたパズルが・・・・
もしかしたら、『とても大切なヒント!』を今日、僕に与えてくれたかもしれない《地図パズル》の衝撃的なその姿。
その衝撃の様をみながら思いました。
「このオチが来るのかぁ~!」と。
この『笑劇』に思わず苦笑いでした。
その僕の様子をみていたあおばも、バツが悪そうに苦笑いをしていましたね(笑)。
まぁ、ボンドでなんとか直せそうでもあるので、早速修復を試みましたけど、ママが。